個人衛生(1)

個人衛生とは、従業員自身が商品を汚さないようにするために、自分の身の回りに注意することをいいます。
そのために、作業にあたって特に重要なことは、次の事項になります。

1)健康のチェック
2)身だしなみのチェック
3)正しい手洗い

この3項目が、個人衛生の基本となります。


【健康のチェック】
・健康診断と検便
健康診断は年に1度、検便は最低頻度は行うようにしましょう。テナントなどに入っている場合は、テナントの指示に従いましょう。
検便は、健康な人でも病原菌を持っていることがありますので、確認のために実施しましょう。

・上司への自己申告
異常があれば、速やかに上司に報告しましょう。また、報告を受けた者は、状況に応じた処置をとりましょう。
決して安易に行動しないように。
食中毒は、個人の責任でもありますが、会社(お店)の信用・ブランド価値を無くす程の力があります。

〔健康チェック上の自己申告チェック〕
☆手・指に化膿巣や傷はないですか?
☆下痢の症状はないですか?
☆頻繁に咳がでていませんか?

基本的には、
手・指に傷のある人は、食品に直接触れる仕事をしないようにしましょう。どうしても、作業から離れられない場合は、衛生手袋を着用し、傷口と食品の接点をなくしましょう。
衛生手袋の使いまわしや、使い続けることはしないようにしましょう。
手袋に菌が付いて不衛生になります。

下痢をしている人も、食品に直接触れる作業をしないようにしましょう。

作業中のけが。身体の異変は、すぐに責任者に報告しましょう。処置が必要な場合は、医師の手配など必要な処置をしましょう。

日頃からの心がけ、訓練が必要です。

(注)けがをした時の傷口には、黄色ブドー球菌という食中毒菌が繁殖しています。これが、食品に付着すると、条件次第では、商品がお客様の口に入る頃には、莫大な数に増えていることになります。


※業務用に書いておりますが、家庭においても基本は同じですので、参考にして頂ければ幸いです。



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