商品開発 第5章 商品開発の進め方−商品コンセプト−(3)

【商品コンセプトの立案】
商品開発の目的である、既存の商品に対する顧客のどういった不満を解消するかを明確にしたら、次は商品のコンセプトを考えることになります。
商品のコンセプトとは、顧客の顔とTPOを明示することです。
「誰が」、「どんな時に」、「どこで」、「どういう場合に」使用する商品を開発するのかを明らかにすることです。
これをすれば、商品の特性が明確になります。つまり、商品の顔がはっきりします。


そして、このTPOこそが生活シーンそのものです。
「生活中心の時代」には顧客の顔とTPOを明確にした商品開発しか通用しなくなります。
特に、大多数の消費者を相手に商品開発をしてきた実績のある企業ほど、苦しんでいることがあります。『過去の成功体験を引きずっている』と云われている現象です。しかしながら、少しの変化で変わることが出来ます。


それは、顧客の顔を設定する時によく間違える『主婦』という言葉などに対して、もっと具体的に『どんな主婦』なのかまで掘り下げればいいことです。
例えば、何歳の子供がいて、何処で何時から何時までパートとして働いている等を具体的に設定することがポイントです。


ある特定の個人を思い浮かべて商品コンセプトを明確にする必要があります。
ここまできちんと絞り込めば、顧客の顔が見え始めます。顧客の顔と商品の顔、この二つの顔をはっきりさせることが大切なことなのです。



提供:株式会社M&Mコンサルティング(06-6609-2671) こちらから⇒
   Mail:info@mm-consul.co.jp
   経営コンサルティング マーケティング
   NEWSEO対策ホームページ作成
   データ入力(データエントリー) 名刺・アンケート入力
   DM(ダイレクトメール)発送代行 FAXDM
   ブロガーによる『クチコミ販促パッケージ』
   NEWインターネット・ショッピング(ネット通販)