『総論賛成』『各論反対』、この現状を打破するリーダーシップや手法は・・・(2)

(1)の最後に出しておきました『宿題』はどうでしょうか?
まず、福田首相・橋本知事の比較ですが、立ち位置が違います。言い換えれば、選んで頂いた人が違います。
福田首相は、利権を持っている与党の先生たちです。一方、橋本知事は、自民党公明党の支援はありましたが、あくまで大阪の庶民です。
この二人が、改革・改善に対して、どのようなリーダーシップをとるかは、今までの流れ通り、福田首相は『担いで頂いた方々』のためのリーダーシップです。リーダーシップがないのではなくて、リーダーシップの方向性が世間一般と違うのです。(リーダーシップを発揮して、何もさせないようにしていると考えましょう)
一方、橋本知事は、世間一般が求めている方向に向かってリーダーシップを発揮しています。
この違いは、手法の違いにも表れています。
橋本知事は、できる限りオープンにして、自らの支持母体である世論を巻き込もうとしています。一般的に正論を言っている方が使う手段です。
一方、福田首相は、オープンにせずに処理しようとしています。オープンにすればするほど、敵が増えるからなのですが、しないと判明した時点でアウトです。今の政権運営がどうにもならないことの原因がここにあります。
『なあなあ』が通用した時代では、良い時間稼ぎでしたが、許される時代ではありません。
舞台は違いますが、【総論賛成推進派:橋本知事】【各論反対保身派:福田首相】でしょう。本来、首相は、総論賛成を推進しなければならないのですが、自らを保身しなければならないために、このようなレッテルを貼られています。


では、ここからが今日の本題になりますが、『各論反対』と言われる人は、どのような人又は人たちでしょう。
1)時代の流れに流されず、世論にも流されず、信念を持って反対している人。
2)自身・所属している部門の利益を守るため。
大きく言えば、この二つです。
1)の信念が正しいかどうか?この判断は正直難しいです。が、2)の方を見つけ出すのは容易です。まず、反対理由がどのようなものか。そして、その根拠は何か。を、聞き出せば大抵の反対理由は、矛盾や嘘・根拠なき根拠・不適格な物が混ざっていたり、話題をすり替えていたりします。
しかも、このような場合、おかしな点を突いたら、悪びれずに『間違ってました・・・?』との反応が返ってきます。冷静に対応できるんです。なぜなら、始めから間違っていることが分かっているからです。
しかもこの人たちに共通している点は、反対の責任がどこにあるかをウヤムヤにしてきます。
この『各論反対』を切り崩していくには、どのようにすればいいのでしょうか。頭ごなしで、やっていくだけでは上手くいきません。また、後々遺恨を残します。
次回以降、この点を踏まえて、対処法を書いて参ります。


政治について、書くつもりはありませんでしたが、会社経営にとっても重要な組織運営にかかわることですので、不定期に書いています。



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